骨が少なくて他院でインプラント治療を断られた
「骨が少なく、インプラントを断られました」
先進の療法で骨の再生を図り、安全なインプラント治療へ導きます!
当院では顎の骨が理由でインプラント治療が困難な方へ、状態を改善するさまざまな治療法を用意しています。
ソケットリフト・サイナスリフト
上顎の骨の上、小鼻くらいの位置に上顎洞(サイナス)という空洞があます。そのため上顎の骨は下顎ほど厚みがなく、抜歯後時間が経つと痩せていきます。歯周病やたくさんの歯を失ったことなどが原因で、上顎の骨が薄くなってしまった場合、そのままでインプラントを埋入すると、骨を突き抜けてしまったり、粘膜を傷つけて炎症を起こしたりすることがあります。
そこで当院では顎洞部分に人工骨を補填し骨に十分な厚みをつくる治療を行っています。
ソケットリフト
インプラント治療を行う箇所または歯を抜いたその穴から人工の骨を補填して上顎洞膜を押し上げ十分な骨の厚みを確保します。
ソケットリフトのメリット
- 外科処置の範囲を最小限に抑えられる
- 痛みや腫れ、術後の出血といった体への負担を少なくできる
- 施術と同時にインプラント埋入が可能で、治療期間が短い
サイナスリフト
ソケットリフト法よりも大幅に骨を造成する必要がある場合の治療法です。歯が生えていた側面の歯茎を切開し、上顎洞(サイナス)の下底部に人工の骨を少しずつ補填して十分な骨の厚みをつくります。外科的処置が多く、歯科医なら誰でもできるという治療法ではありませんが、当院の医師は豊富な経験があり安心して治療を受けていただけます。インプラント埋入は、骨が安定した3~6カ月後に行います。
サイナスリフトのメリット
- 骨の量や厚みを確実に増やせる
治療イメージ
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骨が薄くインプラントが埋め込めない -
器具を挿入し人口の骨を補填 -
補填した骨が定着したらインプラント挿入
当院ではソケットリフト治療、サイナスリフト治療を行う際、超音波で骨を切削するピエゾサージェリーを使用しています。歯肉や血管、粘膜を傷つけずに施術できるため、痛みや腫れといったリスクを抑えられます。常に先進の医療知識と技術を取り入れ、より安心・安全なインプラント治療を行っています。どうぞご安心ください。
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ソケットプリザベーション
骨再生誘導法と呼ばれる治療法で、骨が失われた部分に補填剤を移植して再生させます。
骨の量を増やすことができ、インプラント治療が可能になります。
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歯槽骨が減りインプラントが剥き出しの状態に -
人工骨を補填し膜で覆い骨の再生を促す -
4〜6ヶ月後、骨が再生されたらインプラントを
埋め込む
CGF・AFG
自身の血液から生成した成分を骨が足りない部分に填入したり、膜状にして骨を覆い再生・治癒を促したります。添加物や人工物を加えず自己血由来の成分だけを使うためアレルギーや感染のリスクが少なく、体への負担も軽くできます。
CGF
私たちがケガなどで出血した際、体の中で血液中の血小板が集まって血を固める成分を放出し、フィブリンという傷の治癒を促進する物質がつくられます。
CGF(concentrated growth factors)は、自身の血液を専用の遠心分離機で分離させて精製したゲル状のフィブリンを骨が足りない部分に填入したり、膜状にして骨を覆い再生・治癒を促したりする再生療法。添加物や人工物を加えない自己血由来の成分だけを使うためアレルギーや感染のリスクがほとんどなく、体への負担も軽減できます。
AFG
CGFと同じく自己血液由来の再生療法。AFG(autologous fibrinogen glue)とは、凝固剤が入っていない、自然な状態に最も近い血漿です。
血漿とは、赤血球、白血球、血小板をのぞいた成分のことで、自分の血液を専用の遠心分離機にかけて精製します。
骨充填剤と混ぜて骨の再生を増進したり、傷口に乗せて治癒を促進したりします。
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