インプラントブログ

歯周病とインプラント治療

皆さんは歯周病という病気をご存知でしょうか。歯周病というのは日本人の中でも数多くの患者さんがかかっている疾患の一つで、近年この歯周病の治療の必要性が提唱されています。歯周病とインプラントというのは非常に密接な関係があり、インプラントの治療を行う時にこの歯周病の存在を欠かす事ができません。歯周病の治療とインプラントの関係を理解しておくと、治療の目的やメンテナンスの目的が理解しやすくなります。インプラント治療と歯周病の関係についてしっかりと知識をつけておきましょう。

 

歯周病というのは歯茎に起こる慢性的な炎症を主体にした病気です。歯の周りにこびりついた汚れが原因で起こる疾患の一つで、インプラント治療を行うときに歯周病を同時に抱えていると非常に困難な事が起こる厄介な疾患の一つです。歯周病が続いているとどうしても炎症がひどくなってしまい、骨が失われてしまう事があります。このような状態が続いているとインプラントを埋め込むこともできませんし、インプラントを埋め込んだとしても最終的にインプラントを除去しなければならない事態にもなりかねません。歯周病の治療をしっかりと行う事が重要なのです。

 

歯周病をお持ちの患者さんの治療を進めるには、まずブラッシング指導や歯石の除去から始めます。歯周病が良くなり、さらに患者さん自身がブラッシングの能力をしっかりと身につける事ができたら、インプラントの治療に進む事ができます。しっかりと適切な治療ができるように歯周病の対策を身につける事が重要なのです。

 

インプラントの治療を行うときに歯周病は厄介な問題を引き起こします。歯周病治療を通じてしっかりと口腔ケアの習慣を身につけるように心がけていきましょう。