インプラントブログ

静脈内鎮静法とは

インプラント治療を行う時には手術を受ける必要があり、患者さんの体にかかる負担を考えながら治療を行っていく必要があります。手術を行うとこにはどうしても体にストレスを与えてしまうので、インプラントを利用する時には健康状態に留意して治療を進める必要があります。このため、最近では歯医者で静脈内鎮静法という方法を利用して手術を進める事があり、ストレスを緩和する治療法として広く利用されています。

 

静脈内鎮静法という方法は不安感の強い患者さんに用いる治療法です。インプラントの手術などの体に負担のかかる治療を受けている間に点滴でウトウトと眠苦なるお薬を入れる事でリラックスしながら治療を受ける事ができます。静脈内鎮静法で用いるお薬は即効性があり、持続時間が短いものだけなので、治療が終わったらすぐに効果が消えて行きます。治療後は十分な回復時間を設ける事でふらつきなどの問題を解消する事ができるので、治療を受けたらすぐに帰宅する事ができます。

 

不安感を抑えるというのは決して患者さんの心理的な問題ではなく全身の様々な問題を考えてもメリットがあります。不安を感じると人間は血圧が上がったり、副腎からホルモンを分泌してしまい、人によっては思わぬトラブルを招く原因になってしまいます。インプラントの治療はそこまで大きな手術ではないので、大きなホルモンのバランス変化は起こる事が少ないですが、副腎の病気を抱えている場合には副腎クリーゼなどの問題を引き起こす原因になってしまいます。しっかりと安静に治療を受ける時に役立つので、不安を感じやすいかたは静脈内鎮静法を利用して見ましょう。