インプラントブログ

人工の歯が破損することはありますか?

インプラントが壊れるというのを聞いた事があるでしょうか。おそらく多くの方はインプラントが壊れるなんてほとんど耳にした事がないはずです。インプラントを埋め込んだ後に壊れてしまうと利用している方にとって痛みと食事の取りにくさと多くの問題を抱える原因になってしまい、非常に辛いものかもしれません。インプラントが壊れるかどうかしっかりと情報をお伝えしたいと思います。

 

インプラントの本体は実はほとんど壊れる事がありません。インプラントというのは非常に丈夫な金属やジルコニアという材料でできていて、このインプラントが壊れるのはまず起こり得ることではないと考えていいでしょう。むしろインプラントを利用していて壊れてしまう事があるのが上部構造である人口の歯の部分です。特にセラミックを利用した歯をつけた場合には一度壊れてしまうとなかなか元に戻すのが難しい事があり、しっかりとかめていた歯が壊れてしまい、泣く泣く作り直さざるを得なかったという人もいます。セラミックというのは急な力が加わる事で破損してしまうことがあり、このような場合にはまず修理を行います。しかし、セラミックはレジンなどの材料と異なり修復が難しい材料なので、壊れ方によっては作り直しを検討しなければいけません。

 

インプラント本体が壊れてしまうのは滅多に起こることではありませんが、被せてある人工の歯の部分はどうしても壊れてしまう事があります。インプラントを使うときにはこのようなトラブルが起こりうるとしっかりと認識しておきましょう。